賃貸マンションに住んでいると、「ここに棚があったら便利」「壁の雰囲気を変えたい」「キッチンの扉がダサい」と感じることがありますよね。
でも、賃貸は退去時の原状回復が必須。壁に穴を開けたり、壁紙を剥がしたり、勝手にペンキを塗るわけにもいきません。
この記事では、原状回復OKの賃貸でもできるDIYリフォーム方法を、私たち夫婦が実際に試した経験を元に解説します。ディアウォール棚・剥がせる壁紙・カッティングシート・無印家具の4つの方法を、写真付きで紹介します。
賃貸マンションでどこまでDIYができるのか?
もともとDIYが好きだったため、賃貸に住んでいた時から生活を便利にするために色々なものを作っていました。しかし、賃貸では最終的に現状復旧をしなければいけないという決まりがあるため、あまり思い切ったことは出来ません。
最近では賃貸用のリフォーム用品も出てきていますが、まだまだ少ない印象です。
賃貸に住んでいると、こんな悩みが出てきませんか?
- ここに棚があったら便利なのに…
- この部屋の壁の雰囲気を変えたい…
- キッチンの扉の色がダサい…
- 自分の持ち家ならすぐにリフォームするのに、賃貸だから壁に穴も開けられない
- 壁紙を剥がすわけにもいかない
- キッチンにペンキを塗るわけにもいかない
これらの悩みを、退去時に原状回復できる方法で解決していきましょう。
方法1:ディアウォールで壁を傷つけずに棚を作る
賃貸に住んでいて毎回思うことは、棚の量が少ないということ。しかし、壁にビスや釘、接着剤を使って固定することはできません。
そこで非常に便利なのが「ディアウォール」という商品です。→ ディアウォール公式サイト
同じような商品で「ラブリコ」もあります。→ ラブリコ公式サイト
ディアウォールとラブリコの違い
どちらの商品も、ツーバイフォー材という木材を天井と床に突っ張ることで壁に木材を固定でき、賃貸でも棚などを作ることが可能になります。違いは天井との突っ張り方です。
| ディアウォール | ラブリコ | |
|---|---|---|
| メーカー | WAKAI | 平安伸銅工業 |
| 定価 | 1,380円(税込) | 1,155円(税込) |
| 突っ張り方 | バネの力で固定 | アジャスターを回して固定 |
| 取り付けやすさ | 慣れが必要 | 初心者でも簡単 |
| 見た目 | かわいい印象 | シンプル |
我が家はどちらも試したのですが、見た目が可愛いのでディアウォールを使用していました。ただし、取り付けや調節の簡単さではラブリコの方が初心者向きです。どちらもAmazonなどで定価より安く購入できるので、お好みで選んでください。
木材は2×4(ツーバイフォー)材を使用します。2インチ×4インチ(38mm×89mm)の角材のことで、ホームセンターやネットで購入可能です。
ディアウォールで実際に作った棚の実例
【初代】結婚して初めて住んだ賃貸アパートで作ったL字棚
壁の角にL字に棚を作りました。可動棚になっていて、鞄を引っ掛けるフックも付けています。

見た目はおしゃれにできましたが、棚が重なっている部分に物が置けないのと、埃がたまるのが反省点でした。
【2代目】少し広い賃貸マンションに引っ越して改良版


使いにくかった棚と棚の隙間を無くして、たくさんの物が置けるように改良しました。

鞄を掛けるフックはやはり必須でした。
【3代目】次の家では洗面所・リビングにも展開

洗面所のこの棚は、タオル・ドライヤー・小物を置くのにとても便利でした。

リビングにも棚を作りました。ソファ横の棚は本や飲み物を置くのに必須です。

使用した材料スペック
- 棚板:パイン集成材
- 厚さ:18mm
- 奥行き:200〜300mm
ディアウォールを使うメリット
- 壁を傷つけずに棚を取り付けられる(賃貸最大のメリット)
- ツーバイフォー材を切って高さ調整可能(どんな天井高にも対応)
- 固定棚と可動棚どちらも設置可能(用途に応じて変更)
- 取り付け・取り外しが簡単(引越し先で再利用OK。我が家は最初の材料で4回リメイク中!)
- 値段がお手頃(趣味の延長で自由に作れる)
- 棚以外にもTVボードやインテリアにも応用可能
方法2:剥がせる壁紙で部屋の雰囲気を変える
リビングの雰囲気をガラッと変えるために、最近流行りのアクセントクロスに挑戦しました。

賃貸なので最終的には元に戻さなければいけません。そこでネットで探して見つけたのが「剥がせる壁紙」です。
ネットでも購入できて、無料でサンプルももらえるので、実物の色を確認してから決められます。

ソファの色とも合わせて青っぽい色を選びました。

ディアウォールの棚と組み合わせて、いい感じに仕上がりました。
剥がせる壁紙は本当に綺麗に剥がせるのか?退去時の検証
約2年半貼り続けた剥がせる壁紙ですが、引越しのためついに剥がす時がきました。本当に綺麗に剥がせるのか、実際に検証していきます。
まずはディアウォール棚の解体から

インパクトドライバーを使ってビスを取りながら、棚板を外していきます。

剥がせる壁紙を実際に剥がしてみる
棚板がなくなったら壁紙を剥がします。剥がし方は簡単で、カッターで切り込みを入れて、既存の壁紙を残したまま剥がしていきます。

剥がしやすそうなところを探して少しずつ剥がしていきます。綺麗に剥がれると思いきや、細かく破れたり、薄いシールが残ったりと意外と手間がかかりました。

場所によっては簡単に剥がれる部分と、薄いシール部分が残ってしまう部分がありました。

剥がし作業で大量のゴミが出ました。


結論:剥がせる壁紙は2年経っても綺麗に剥がすことができました。賃貸DIYをしたい人は、安心して挑戦してみてください!
方法3:カッティングシートでキッチンを変える
剥がせる壁紙の次は、カッティングシートを使ってキッチンの雰囲気を変えていきます。

キッチンの気になるポイント3つ
- こげ茶色のキッチンカウンター → 黒のシートで仕上げ
- コンロ横のピンクのタイル面 → 白のシートで仕上げ
- グレーっぽい扉 → 白のシートで仕上げ

カッティングシート貼りのコツ
- ドライヤーを使って貼ると、コーナー部分も綺麗に仕上がる
- 扉は一度外して板だけの状態にしてから貼るのがポイント
カッティングシートを剥がす時の検証
こちらも退去時にきちんと剥がせるか、実際に試してみました。
タイル面のカッティングシート

簡単に、綺麗に剥がれていきました。
カウンター面のカッティングシート

タイル面は心配していなかったのですが、木製のカウンターは塗装が剥がれてしまわないか心配でした。

結果としては塗装が剥がれることもなく、全く問題ありませんでした。
扉のカッティングシート

扉も、グレーと白では全く印象が違いますね。

結論:カッティングシートも全て綺麗に剥がせました。剥がせる壁紙同様、賃貸DIYに相性ぴったりです。
方法4:無印良品「壁につけられる家具」シリーズ
最後におすすめなのが無印良品の「壁につけられる家具」シリーズです。

我が家では、家具棚と家具フックの両方を使っていました。
無印「壁につけられる家具」の魅力
- ピンタイプの金具で固定するので取り付けが超簡単
- 跡が目立たず、退去時の原状回復もしやすい
- 無印商品なので値段も手頃
- カラー3種類・サイズ複数から、家の雰囲気や場所に合わせて選べる
賃貸DIYを考えている方は、まずは無印の壁につけられる家具シリーズから始めるのもおすすめです。
まとめ:賃貸でも原状回復OKでDIYを楽しもう
賃貸マンションでもできるDIYリフォームの方法を4つ紹介しました。
- ディアウォール/ラブリコ — 壁を傷つけずに棚やTVボードを作る
- 剥がせる壁紙 — アクセントクロスで部屋の雰囲気を変える(2年経っても綺麗に剥がせる)
- カッティングシート — キッチンの色や扉の印象を変える
- 無印「壁につけられる家具」 — ピンタイプで簡単設置
すべて退去時に原状回復可能です。私たちも2年半の賃貸生活でこれらを駆使して、おしゃれで便利な空間を作ることができました。
「賃貸だから…」と諦めていた方も、ぜひ試してみてください。賃貸DIYでセンスを磨いた経験は、将来の持ち家リフォームでも必ず活きてきます。実際、私たちもこの経験を活かして、後に自宅をフルDIYでリノベーションしました。
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このサイトでは、賃貸DIYから始まり、築42年戸建を2年半でフルリノベーションした記録を発信しています。
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