築古戸建のリフォームで多くの方が最初に悩むのが、「解体工事は自分でできるのか?それとも業者に頼むべきか?」という問題です。
結論から言うと、解体工事は専門業者に依頼することを強くおすすめします。私たちも自宅のセルフリノベーションでは「ほぼ全てを自分たちでDIY」しましたが、解体工事だけは業者にお願いしました。そして、その判断は100%正解だったと今でも思っています。
この記事では、実際の解体工事の様子と、なぜ業者に頼むべきなのかという理由、そして失敗しない業者選びの方法を詳しく解説します。
実際の解体工事レポート(築古戸建1F)
まず、私たちが実際に業者にお願いした解体工事の様子をご紹介します。築古戸建の1階LDK部分を全面解体してもらいました。
解体前の状態
駐車場の整備が完了して、いよいよ解体工事の始まりです。

1番のお気に入りは何と言ってもこの日当たりの良さ!冬に現地調査をした時にも、この明るさでとても暖かかったです。

約20畳のLDKは、明るく広々としたスペースになるように計画をしていました。

この正面にある柱は、構造上どうしても無くせないとのことでした。柱をうまく活用しながらリノベーションを展開していきます!
解体工事の流れ
解体が始まると、断熱材や配線関係が現れてきました。プロの解体業者さんの作業を間近で見ることで、構造の理解が一気に深まります。

床を残した状態で作業スペースを確保しながら、壁と天井を解体していきます。素人ではこの順序や安全管理の判断は絶対にできません。

断熱材や下地の木材を取り外すと、綺麗な構造が出てきました。

解体完了後の発見
最後に床を剥がして解体終了。床下はサラサラの砂が出てきました(海の近くだったのが影響しているようです)。
嬉しい発見は、湿気も少なく、土台や柱は腐食しておらず、シロアリがいた形跡もなかったこと。築古戸建のリフォームでは、解体して初めてわかる構造の状態がとても重要です。
業者さんの手際のいい作業を間近で見られたことで、その後の2階のDIY作業の参考にもなりました。「業者に頼んで正解だった」と心から思った瞬間です。
解体工事を業者に頼むべき5つの理由
実際に体験して、また自宅リノベの中で多くを学んだ経験から、解体工事はDIYで挑戦すべきではないと強く言える理由が5つあります。
理由1:粉塵・騒音・近隣トラブルのリスク
解体工事では大量の粉塵が舞い、激しい騒音が発生します。プロの業者は養生シートで粉塵を防ぎ、近隣への事前挨拶も代行してくれますが、素人がこれをやろうとすると、近隣トラブルの原因に。私の知り合いには、解体作業で警察を呼ばれた人もいます。
理由2:アスベスト混入のリスク
2006年以前に建てられた住宅では、建材にアスベスト(石綿)が含まれている可能性があります。アスベストが含まれているかの判定や、適切な処理は素人には不可能。吸い込んでしまうと、数十年後に肺がんや中皮腫を発症するリスクがあります。築古戸建ほど、絶対に専門業者の判断が必要です。
理由3:廃棄物処理法に違反するリスク
解体で出る大量の廃材は、「産業廃棄物」として法律で定められた方法で処理する必要があります。一般家庭ゴミとして出すと、廃棄物処理法違反で5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金。解体業者は産業廃棄物処理の許可を持っているので、適切に処理してくれます。
理由4:構造の安全性を判断できない
私たちの物件でも「構造上どうしても無くせない柱」がありました。素人判断で構造上重要な柱や壁を取り外すと、家全体が倒壊するリスクがあります。耐震性に関わる判断は、プロでないとできません。
理由5:時間と労力のコスパが悪い
プロが1〜2日で終わる解体工事を、素人がやると1ヶ月以上かかります。しかも体力的にも精神的にも消耗し、その後のDIY作業にも影響します。「解体だけは業者、その後はDIY」がもっとも効率的な進め方です。
解体業者選びで失敗しないための3つのポイント
では、どうやって良い解体業者を選べばいいのでしょうか。私が実際に業者選びで気をつけたポイントを3つお伝えします。
ポイント1:必ず3社以上から相見積もりを取る
解体工事の費用は、業者によって2倍以上の差が出ることもザラです。1社だけでは相場がわからず、適正価格を見極められません。最低でも3社から相見積もりを取って比較しましょう。
ポイント2:廃棄物処理の許可を確認する
「産業廃棄物収集運搬業の許可」を持っている業者を選びましょう。許可のない業者は、不法投棄や追加料金請求などのトラブルになるリスクが高いです。許可番号は見積書や名刺に記載されているのが普通です。
ポイント3:養生・近隣挨拶の対応を確認
解体工事で最もトラブルになりやすいのが近隣関係。養生シートをしっかり張ってくれるか、近隣への事前挨拶をしてくれるかを必ず確認してください。これらを「やらない」業者は、トラブル発生時に丸投げされます。
でも、3社個別に連絡して見積もりを取るのって正直、大変ですよね?
そこで便利なのが、リフォーム一括見積もりサービスです。解体工事を含むリフォーム業者を、1回の入力で複数社から見積もりを取ることができます。
解体工事を含むリフォーム業者の探し方|おすすめ一括見積もりサービス2選
解体工事だけでなく、その後のリフォームまで一貫して相談できる業者を探したい方には、リフォーム一括見積もりサービスが便利です。私が使って良かった性格が真逆の2社を紹介します。
1. リショップナビ(コンシェルジュが電話で丁寧にサポート)
| サイト名 | ![]() |
| 特徴 | 専属コンシェルジュが電話で丁寧にヒアリングし、最適な業者を厳選紹介。リショップナビ安心保証付帯。 |
| こんな人におすすめ | 初めての解体・リフォームで不安。電話で相談しながら進めたい人 |
| 提携業者数 | 約4,000社(業界最多級) |
| 紹介会社数 | 最大5社 |
| 電話連絡 | あり(コンシェルジュとの相談がメイン) |
| 運営会社 | 株式会社じげん |
| 独自保証 | あり(リショップナビ安心保証) |
| 利用した感想 | コンシェルジュの対応がとても丁寧。こちらの希望や予算を細かくヒアリングしてくれて、自分にぴったりの業者を紹介してくれる。電話でやり取りできる安心感があり、初めての方には特におすすめ。 |
\ 無料で解体・リフォーム業者を比較! /
2. ホームプロ(電話営業ゼロ・全てメールで完結)
| サイト名 | ![]() |
| 特徴 | 電話営業は一切なし。すべて専用マイページ上でやり取りが完結。現地調査前まで匿名でOK。 |
| こんな人におすすめ | 電話営業を受けたくない。自分のペースでじっくり選びたい人 |
| 提携業者数 | 約1,200社 |
| 紹介会社数 | 最大8社 |
| 電話連絡 | なし(メール/マイページのみ) |
| 運営会社 | 株式会社ホームプロ(リクルートグループ) |
| 独自保証 | あり(工事完成保証制度) |
| 利用した感想 | 電話が一切こないのが最大の魅力。専用マイページ上で業者とやり取りでき、断りもボタン一つでOK。営業電話のストレスがゼロで、自分のペースでじっくり比較検討できる。電話が苦手な人には絶対これ。 |
\ 電話営業なし!マイページで完結 /
どっちを選ぶ?タイプ別早見表
「結局、どっちを使えばいいの?」という方のために、タイプ別の選び方をまとめました。
| こんなあなたには | おすすめサイト |
|---|---|
| 初めての解体・リフォームで不安。プロに相談しながら進めたい | リショップナビ(コンシェルジュが電話で丁寧サポート) |
| 電話営業を受けるのが嫌。メールだけで完結したい | ホームプロ(電話営業ゼロ・マイページで完結) |
| とにかく多くの業者から比較したい | リショップナビ(業界最多4,000社提携) |
| 業者の口コミ・評価を見て選びたい | ホームプロ(業者ごとの口コミ評価あり) |
| 自分のペースでじっくり選びたい | ホームプロ(匿名OK・自分のペースで進められる) |
| 判断に迷うのでまず相談したい | リショップナビ(コンシェルジュが要望を整理してくれる) |
個人的なおすすめは「両方とも無料なので、迷うなら両方使う」です。両方で見積もりを取ると、対応の質や提案内容を比較できて、より良い業者選びができます。
まとめ:解体工事はプロに任せて、その後をDIYで楽しもう
築古戸建のセルフリノベーションで「解体工事は業者にお願いする」という判断は、私たち夫婦にとって大正解でした。
解体工事を業者に頼むべき5つの理由:
- 粉塵・騒音・近隣トラブルのリスク
- アスベスト混入のリスク
- 廃棄物処理法に違反するリスク
- 構造の安全性を判断できない
- 時間と労力のコスパが悪い
「解体だけは業者、その後はDIY」というハイブリッド型が、コストと安全のバランスを取った最良の進め方です。
解体業者を選ぶ際は、必ず複数社から相見積もりを取ること。リショップナビとホームプロのどちらも無料で使えるので、ぜひ活用して後悔のない業者選びをしてください。
トリノベの他のDIY記録もぜひ
このサイトでは、自宅DIYと築古戸建のセルフリノベーションの記録を発信しています。よろしければこちらの記事もどうぞ。



コメント