最近、DIYで自宅をリフォームする人が増えているようです。皆さんはDIYリフォームやDIYリノベーションに興味を持ったことはありませんか?私たちは、築42年の中古戸建住宅を購入し、できる限り自分たちで工事をして、理想の住まいつくりを行っています。今回は私たちがなぜDIYリフォームを始めようと思ったのか、その理由や背景についてまとめていきたいと思います。
セルフリノベーションを始めたきっかけは?
2020年8月10日(月)山の日。
新型コロナウイルスの自粛ムードも少しずつ和らいできたこの日。
すべての始まりは、夏休みを使って家族3人でキャンプへ向かう車の中でのこんな会話がきっかけでした。
私「この先どんな生活をしたいと思う?」
妻「週4日勤務で、のんびり遊びながら暮らしたい!!」
私「わかるわかる~」
妻「それからサーフィンを始めてみたい!!」
私「いいね~♪」
妻「逆に何かしたいことはあるの?」
私「俺はそろそろ家を買いたいな!!」
妻「そうだね!!」
私「どうせなら自分たちで工事をしたい!」
妻「私はおしゃれな家にしたいな~」
私「よし!!じゃあ海の近くの家を買おうよ!!」
こんな何気ない会話から、家を探し始めました。
当時、妻が都内へ勤務するために通勤30分程度の都心付近(ギリギリ神奈川県)の住宅地に住んでいました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で妻の仕事は完全リモートとなり、私の勤務地も都内ではなかったため、この場所に住み続ける理由は次第になくなっていました。
そんな中での、この会話。
次の瞬間、車の中で家探しが始まっていました。
セルフリノベーションを始めようと思った3つの理由
夢の実現
そもそも、私自身は小学生時代から大工さんになりたいという夢がありました。そして、自分の家を自分で作りたい!という思いをずっともっていました。
一度は建築関係の仕事についたのですが、紆余曲折あり、現在は教育関係の仕事についていたため「自分の家を自分で作りたい」という夢も、だんだんと薄れていました。
結婚をして、子どもが生まれ、普通にマンションを買うのかな~とか、中古の戸建て住宅を買ってリフォームをするかな~といった、ごく一般的な考えが浮かぶようになっていました。
しかし!
今回の会話で、「やっぱり自分で自分の家を作りたい!」という思いが再燃したのでした。
そして、自分だけでなく妻や子供も一緒に、「家族全員で自分たちの家を作る」という最高の夢を実現するために、私たちはセルフリノベーションを始めたのでした。
自分たちの理想の空間を実現するため
これまで住んでいた家は賃貸マンションだったため、完全に私たちの理想とする空間ではありませんでした。
「ここの壁はブルーにしたい」とか「キッチンの扉を白くしたい」といった思いを、現状復旧ができる程度にDIYをしていたのですが、賃貸ではやはり限界がありました。
「私たちが求める理想の住宅を自分たちの手で作り上げたい!」という思いはずっともっていたため、セルフリノベーションならば、自分たちの好みや生活スタイルに合わせて、理想の空間を少しずつ形にしていけると感じました。
経済的なメリットを感じたから
元々、建築関係の仕事をしていたため、リフォーム費用の相場、工事内容の知識はもっていました。
そのため、専門業者に全てを依頼するよりも、自分たちで手を加えることでコストを削減できる点にも魅力を感じていました。
しかし、どこまで自分たちで工事をすることができるのや、現実的に工事をする時間があるのかといった不安もありました。
ですが、「家族全員で自分たちの家を作る」という夢をかなえることができ、さらに差額を他の生活費や趣味に回せるというのはやはり大きなメリットと言えました。
最後に・・・家族の絆を深めるチャンスとして
これから多くの時間を過ごすことになる自宅をセルフリノベーションで作るということは、私たち夫婦のコミュニケーションや協力の場となりました。
共同作業を通じて、お互いの価値観や考えを知る良い機会となり、私たち夫婦(家族全体)はさらに絆を深めることができました。
セルフリノベーションは、ただ単に家をキレイにするというだけではなく、私たちにとって、生活そのものを豊かにする手段となりました。
興味を持った方は、まずはDIYや小さなリフォームから始めてみてはいかかでしょうか。
自分たちの手で、理想の空間を作り上げる達成感は、何にも代えがたいものになりますよ!
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