トイレやユニットバス、キッチンなどの住宅設備ってどのメーカーを選べばいいの?
新築やリフォームを問わず、家づくりをする際に、こういった悩みを持った方はとても多いです。
せっかくの高い買い物で、設備選びに失敗するの避けたいですよね?
この悩みを解決するために、ぜひ行ってほしいのが「ショールーム見学」です。
家づくりにおいて、住宅設備機器選びはとても重要で、どのメーカーの機器を選ぶかで、家の快適さを大きく左右します。特に初心者にとって、適切な選択をするための情報収集がとても重要と言えます。
ここでは、初心者にも分かりやすく、かつ実際に機器を体験することができる住宅設備メーカーを5つ紹介します。
この記事を読めば、実際にショールームに行って、どんな住宅設備を選択すればよいのか、決めるための参考になると思います。ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いているのは、DIYリフォームをしながら「好きな時に、好きな場所で、好きなことをしながら生活をする」という目標に向かって日々DIYをしている「トリノベ」管理人の【トリさん】です!よろしくお願いします。
おすすめの住設メーカー5選
初心者が絶対に行くべきおすすめの住設メーカーショールームを5つ紹介します。
それぞれのメーカーの特徴を簡単に紹介します。
TOTO
TOTOといえばトイレ!革新的な技術とデザインが特徴の、日本最大級の住宅設備機器メーカーです。
特に、節水型の洗浄便座「ウォシュレット」は世界的に有名で、タンクレストイレの「ネオレスト」シリーズや、節水便器の「GG」シリーズなど、人気商品が多数あり、トイレ空間の快適性と清潔さを提供するメーカーです。
また、トイレだけでなく、ユニットバスの「サザナ」やキッチン「クラッソ」など、水回り全般で人気商品が多数あります。
TOTOの製品は、とにかく高品質で高機能であり、迷ったら「TOTO」を選べば間違いないと言えます。
LIXIL

LIXILは幅広い住宅設備製品を提供する、日本の住宅設備機器における最大手の企業です。2011年に「トステム」「INAX」「新日軽」「TOEX」「サンウエーブ」の合併によって設立したため、窓やドア、浴室、キッチンなど幅広い製品において高い評価を受けています。
設備機器だけでなく「エコカラット」などの内装材は、室内環境の改善に役立つ一方で、モダンなデザインも魅力的な製品です。
LIXIL製品は、機能性とスタイルを重視する幅広いユーザーに人気で、一つのメーカーで幅広い製品を選ぶことができるメリットがあります。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは、先進の電化製品と住宅設備で知られ、特にキッチンやバスルーム、照明設備は高機能で人気の商品が多いです。
また、全自動おそうじトイレ「アラウーノ」は「日本ネーミング大賞2022」で優秀賞を受賞する大人気商品となっています。
パナソニックの「スマートホーム」技術は、家電の技術を活用し、住宅の快適性と効率性を高めることで注目されているため、革新的な技術の最適化に適しています。
クリナップ

クリナップは、1949年創業の日本で初めて多目的システムキッチンを開発した、システムキッチンメーカーです。
ステンレス製キッチンの分野で人気が高く、使いやすさとデザインの優れたバランスで知られ、スタイリッシュな住宅を求めるユーザーにおすすめです。
タカラスタンダード(Takara standard)
タカラスタンダードは、キッチン、バスルーム、洗面所などの住宅設備で知られ、特に耐久性と使い勝手の良さで評価されています。
タカラスタンダードの製品は、「ホーロー」と呼ばれる鉄の強さとガラスの美しさをあわせ持つ素材を使用し、長期間の使用に耐えうる質の高さと、シンプルで実用的なデザインが特徴です。
タカラスタンダードは、とにかく機能性と耐久性を重視するユーザーに人気があります。
ショールーム見学は横浜(みなとみらい地区)がおすすめ
特に、横浜のみなとみらい駅周辺は、5つのメーカーのショールームが密集していて、まとめて見学することも可能です。
まずみなとみらい駅周辺には、TOTO、LIXIL、クリナップだけでなく、YKKやなどのショールームがあり、少し離れたところにはパナソニックのショールームやタカラスタンダードのショールームがあります。
我が家や1日をかけてこれらのショールームの見学を行うために実際に横浜へ向かいました。
TOTO 横浜ランドマークショールーム

場所はなんとランドマークタワーの34階!!というお洒落場所にあります。
公式ホームページはこちらです↓↓↓

初心者向けポイント: 最新の節水技術や快適なバスルームデザインを体験できる。また、製品の清掃や保守に関するアドバイスも充実しています。ちなみに、TOTOショールームの横には、大建工業、YKKapのショールームも併設しています。
ユニットバスといえばTOTOサザナ
TOTOの商品といえばトイレですが、それ以外に楽しみにしていたのがユニットバスです!!
TOTOショールーム内にも、様々サイズとデザインのユニットバスが展示されていました。

我が家が狙っていたユニットバスはサザナという商品。
TOTOのユニットバスには、『サザナ』と『シンラ』の2種類があります。
シンラの方が高級な商品ですが、正直そこまでは必要ないかと言う話になりました。
ユニットバスを選ぶ際のポイント
我が家の、ユニットバスを選ぶ際のポイントはたった2つ!!
- 足が伸ばせるサイズであること。
- 足元が寒くない床であること。
ゆっくり足が伸ばせて、湯船につかれそうです。
ちなみに、ユニットバスのサイズは1616(いちろくいちろく)とか、1216(いちにいちろく)といった表現をされています。
この表現はどのメーカーも共通しているようで、浴室内の奥行きと幅を表しています。
1216は幅が120cmで奥行きが160cmという意味だそうです。難しいですね〜
ほっカラリ床
ユニットバス選びのポイントで、足元が寒くない床であることと書きました。
実家のタイルのお風呂が寒くて寒くて・・・なんて思いをしていたため、絶対あったかい床がいい!
ほっカラリ床は、そんな我が家の悩みを解決してくれる商品でした。
柔らかい床と、断熱構造に優れていて、ユニットバスの中でもダントツの人気商品だそうですよ!!
ショールームで実際に床に乗ってみたところ、フワッフワでこれはすごい!と感動してしまいました。
他のメーカーはもう見ない!他の機能はいらないからこれに決定!!
トイレは絶対にタンクレス
我が家の狙いはタンクレストイレ!
とりあえずショールームに入るとずらっと並ぶ便器たち・・・
まず初めに気になったのがネオレストシリーズです。
ネオレスト
寺田心くんのCMでもお馴染みのネオレストシリーズ!こらはタンクレストイレの最高級商品と言えるでしょう。
とりあえずめちゃめちゃかっこいい!
ホームページはこちら↓↓↓
ネオレストの中でも機能、デザインの違いで4つのシリーズがあるようです。
リモコン
ショールームへ行って一番欲しいなと思ったのがリモコンです!

標準タイプではこんな白っぽいリモコンがついてくるのですが、実はオプションでスティックタイプのリモコンがあるようです。

もはや便器はどれでもいいからこのリモコンが欲しい!と思ったほどです。
スリムな分、リモコンボタンが少ないためリモコン操作の機能は減っているようですが、絶対にこのリモコンを採用します。
クリナップ・キッチンタウン・横浜(横浜ショールーム)

場所はランドマークタワーから徒歩5分ほどにある横浜メディアタワー内にあります。

ランドマークタワーからグランモール公園抜けて歩いていけます。

ショールームには実際に調理を体験できるデモキッチンがあり、製品の使いやすさを直接感じられる。また、キッチンのカスタマイズに関するアドバイスも受けられる。
クリナップってどんな会社?
そもそもクリナップってどんな会社なの?
赤いカタカナのロゴと、CMはみたことあるけど・・・ということで調べてみました。
公式ホームページはこちらです↓↓↓

クリナップは日本で初めて多目的システムキッチンを開発した企業で、ステンレス製品に強みがあるとのこと。
社名の由来は野球のクリーンナップからきているようですよ!
というわけで、キッチンといえばクリナップ!我が家の狙いはクリナップのキッチンに決定しました!
ステディア
数年前までクリナップのキッチンは、クリンレディという商品が主流でした。

我が家のキッチンに対するこだわりはたったひとつ!!
キッチンはなんでも良いから、ミーレの食洗機を入れたい!!
というわけで今回は、知り合いおすすめのステディアにすることに。
理由は、安く手に入るから!!
ただショールームへ行くと、色々とおすすめのポイントがありました。
ステンレス製のワークトップ
クリナップといえばステンレスですが、最近のワークトップ(キッチンの天板)といえば、白い人工大理石(アクリストン)が人気なようです。

人工大理石は衝撃に強く、割れにくいだけでなく、熱や調味料でも変色をしないという特徴があります。
ですが、我が家は圧倒的にステンレス派!!
理由は見た目がかっこいいから!
ワークトップをステンレスにして、扉の色をホワイトにする予定です。
レンジフードや、コンロは特にこだわりがないので、おすすめで安いやつをお願いしようと思っています。
今回、特に予約なしで行きましたが質問にも丁寧に対応してくれて大満足でした!
LIXIL横浜みなとみらいショールーム水まわり館

この日最後に向かったのが、LIXILのショールームです。
みなとみらい線新高島駅から徒歩3分で、横浜アイマークプレイスというビルの3階にあります。
初心者向けポイント: エコフレンドリーな製品や、耐震・断熱性能に優れた窓の展示が多い。スタッフによる製品の機能説明や、実際の家づくりにおける適用例の紹介が役立つ。
LIXILってどんな会社?
そもそもLIXILってどんな会社なの?
調べてみたところ、この会社・・・とても面白い会社でした。
LIXILができたのは2011年だそうです。元々は住生活グループという名前でした。
サッシメーカーの『トステム』、衛生陶器メーカーの『INAX』、ビル向け建材メーカーの『新日軽』、住設機器メーカーの『サンウエーブ工業』、住宅外構部材メーカーの『東洋エクステリア』の5社が統合して誕生した企業のようです。
一つのショールームで、トイレ、ユニットバス、システムキッチン、そして、サッシや外構用品などが一度に見ることができるのが魅力です。
サッシについて
住宅設備機器は既に決まっていたため、LIXILのお目当てはサッシ!
普段は、当たり前のように窓を開けたり閉めたりするだけですが、実はすごい技術が隠されていました。
一軒家の寒さに不安を感じている我が家では、1階は全て新しいサッシを入れたいという希望をもっていました。
実物を使って断熱効果と遮音効果を体験することができ、サッシの効果はすごいな〜と改めて感じることができました。
玄関ドア

色々なシリーズがあるようですが、我が家では「ジエスタ2」にしようと思っています。
デザインだけでなく、断熱性が高いこともポイントです。
さらに、最近流行りのスマートキーも3つの中から選べます。
- CAZAS+:カードやスマホで、ピッと鍵を開けるタイプ
- タッチキー:取手のボタンで、ピッと鍵を開けるタイプ
- システムキー:近づくだけで、ピッと鍵を開けるタイプ
オプションのため、値段と相談しながら決めようと思っています。
内窓
1階のサッシは入れ替えたいと思っていますが、2階は内窓でいいかな〜という話になりました。
LIXILには、インプラスという商品があり、予算を抑えて断熱性、遮音性能を高めることができそうです。
宅配ボックス
Amazon、楽天市場のヘビーユーザーである我が家では、もはや宅配ボックスなしの生活は考えられません。
おしゃれな宅配ボックスを玄関前に置くイメージが広がった、LIXILのショールームでした。
まとめ
ショールーム見学は、新築リフォーム問わず、住宅設備機器を選ぶ際のイメージ作りや、製品の特徴を比較するための最適な場所です。
製品の実物を見て触れることで、自分の家に最適な設備を見つけることができます。
各メーカーの特徴を理解し、実際にショールームへ足を運び、製品を手にとって体験することをおすすめします。




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